快適なオフィス空間を作り出すエアコンは、年間を通して使用するだけに東京でもランニングコストは気になるところです。
そして、電気代を節約したい際は定期的なメンテナンスも欠かせません。
それでは何故清掃するだけで電気代を減らせるのか、その理由を詳しくご案内していきます。
フィルターを掃除するだけで電気代が下がる理由
室内はキレイに掃除されているオフィスでも、エアコンは意外に盲点となりお手入れが遠のいている場合もあるかもしれません。
極端に言えば、エアコンは掃除をしなくても壊れていない限り動きますから、それほど気にならないことも多いと思います。
ところが汚れがたまっていれば吸気能力や温度調節機能が落ちるため、本来の性能を発揮できず電気を余分に使うので注意が必要です。
設定温度に達するまで必要以上に時間が掛かるのも顕著な例で、通常なら省電力モードで動作できる頃合いになっても、延々とフルパワーで運転していれば電気代も増えてしまいます。
これは極めて非効率な状態ですから、機種や使用状況に合わせ、定期的にフィルターを掃除しておきたいところです。
メンテナンスを怠れば、ホコリが湿気などを含んで固着してしまい中々落ちなくなります。
かと言ってエアコンのフィルターは非常にデリケートなので、掃除機のノズルでゴシゴシと擦りながら吸い込むのはご法度です。
破れてしまったり、網目が歪んで本体内にホコリが入り込むようになれば、温度調節機能が落ちるばかりか、故障の原因にもなりかねません。
水洗いをしても汚れが取れない時は洗剤も使いたくなりますが、フィルターに薬液が残っていればオフィス中に成分が飛散したり、悪くすれば本体が壊れる原因にもなるのです。
という訳でフィルターの汚れが手に負えない場合はオフィス清掃のプロに任せることをおすすめします。
専門家なら業務用の洗剤や道具を使い、目詰まりを起こしたフィルターもキレイにしてくれるので安心です。
東京には数多くのオフィス清掃業者がありますから、費用やサービス内容などを比較して、最適な業者を選びましょう。
フィルター掃除は基本に過ぎず要はフィンにあり
ただしフィルター清掃はあくまで基本中の基本ですから、エアコンの電気代を本気で節約したいのであればそれだけでは不足です。
本丸と呼べるのはその奥に組み込まれているフィンでもあるため、そのメンテナンスが欠かせません。
フィンはエアコンの要となる熱交換機能を司っているので、これが汚れていればいくらフィルターがキレイでも電気代が掛かってしまうのです。
つまり、付着したホコリが空気とフィンの接触を阻害していれば温度調節機能が下がり、設定温度になるまで長い時間が掛かります。
その結果、より多くの電力を消費するため、電気代が増えるという具合です。
とは言え、フィンはフィルター以上に繊細なうえ、汚れを落とすにはエアコンをある程度分解する場合が多いので、オフィス清掃業者に任せた方が良いでしょう。
汚れていないように見える場合でも大抵ドロドロの液体が出てきますから、今まで如何に余分な電気代が掛かっていたか目でも確認できると思いますよ。
冷房と暖房の電気代はどちらが上か
エアコンの電気代は冷房の方が高いイメージもありますが、実際は暖房の方が電気代は高いということをご存知でしょうか。
これは変換する温度差にも深く関わっており、夏の36度から28度へ冷やす際は、8度下げるだけで済みます。
それに対して冬の0度から15度に暖房する場合、冷房の倍近く温度を変換しなければなりません。
そのため春や夏にお手入れをしなかった時は、本格的な暖房シーズンが到来するまでに、オフィス清掃業者へ申し込んでおきましょう。
そうすればエアコンの暖房効率が以前より改善され、オフィスの電気代を減らせる筈です。
エアコンは運転開始から設定温度に達するまでが1番電気代が掛かりますから、掃除をして本来の熱交換機能を引き出せば節電につながります。
そこで、会社の光熱費を節約したい場合はオフィス清掃業者へ申し込み、定期的にお手入れ致しましょう。
東京には数多くのオフィス清掃業者が揃っているので、依頼先も選びやすくなっています。
また、冬の方が電気代は掛かるため、本格的な暖房シーズンが訪れるまでにフィンをメンテナンスしてもらっておくのもポイントです。