近年注目の除菌清掃とは?メリット・デメリットについても解説!

公開日:2021/10/01 最終更新日:2024/05/29


近年、「除菌清掃」に注目が集まっています。身の回りを清潔に保つためにも、除菌清掃に興味を持っている人もいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、除菌清掃とは具体的にどのような内容なのかを解説します。除菌清掃のメリット・デメリット、除菌清掃を依頼する際の業者選びのコツを紹介するので、興味のある人は参考にしてください。

除菌清掃の具体的な内容

除菌清掃とは、プロの除菌清掃業者が強力な除菌用薬剤を使って徹底的に拭き上げを行い、室内を除菌するというサービスです。まずアルコールや次亜塩素酸ソーダなど、除菌効果の高い除菌剤を対象箇所に吹き付け、床のホコリや細菌が舞い上がらないようゴミを除去してから、洗浄・消毒効果のある洗剤をダスターなどの布に含ませ湿式清拭をしています。

一般家庭であれば清掃の対象箇所となるのは、壁、床、テーブル、イス、手すり、ドアノブ、手すり、スイッチ、冷蔵庫や電子レンジといった家電の取っ手、収納その他家具の取っ手、トイレの排水レバーやペーパーホルダーなど、「人が触る部分」が該当します。

ここに挙げた箇所の他にも、除菌してほしい箇所があれば対応してもらえることが多いので、相談してみるとよいでしょう。作業で出たごみは、最後に指定場所まで運搬します。除菌清掃は、一般家庭であればペットを飼っている人や子どもがいる家庭、施設であれば介護施設や病院、オフィスなどにおすすめです。一般家庭の主要箇所であれば2万円程度、オフィスであれば1㎡あたり900円前後が相場となっています。広さや清掃箇所、使用する薬剤の種類などで料金が変わるため、まずは複数の業者から見積をとりましょう。

除菌清掃を行うメリット・デメリット

除菌清掃は、通常の清掃とは違って除菌に特化しており、専用の薬剤を塗布することで室内から菌を除去してもらえるのが一番のメリットです。除菌用の商品はドラッグストアやスーパーでも購入できますが、素人が自分で室内の除菌を行うのは難しいでしょう。菌は少しでも残っていると、そこから繁殖してしまう危険があります。

プロの除菌清掃業者は除菌で漏れがちな箇所も熟知しており、薬剤の塗布もムラなく隅々まで行ってくれるでしょう。徹底した除菌を希望する場合は、プロに依頼することをおすすめします。

除菌清掃のデメリットとしては、除菌に使用する薬剤の中には、ペットや小さな子どもに害があるものもあることです。除菌清掃業者の中には、自社でオリジナルの除菌用薬剤の開発を行っている会社もあります。除菌清掃を依頼する際は、あらかじめどのような薬剤を使用するのか、その薬剤は子どもやペットに害はないのか確認しておくとよいでしょう。

除菌清掃を考える上での業者選びのコツ

除菌清掃を請け負う業者にも、各社さまざまな特徴があります。自分が希望するのはどのようなサービスなのかを踏まえて、依頼する会社を選びましょう。業者を選ぶ上では、会社にペストコントロール技術者など、有資格者が在籍しているかを確認することで、経験や専門知識がどの程度あるのか把握できます。

とくに害虫駆除を依頼する場合は、ペストコントロール技術者の資格を持つ技術者に依頼しましょう。中には除菌清掃を謳って除菌作業をしていても、実はまったく除菌されていないというケースもあります。ウイルスが除去されたかどうかはわからないため、資格者の在籍確認や口コミ情報などを確認し、安心して依頼できる会社を選んでください。

近年需要が高まっている除菌清掃ですが、しっかりと内容を把握しておくことで適切な業者に依頼できます。依頼の際は最初に見つけた業者にすぐ依頼するのではなく、複数の清掃業者を比較・検討したうえで、信頼できる清掃業者に依頼しましょう。

おすすめのオフィス清掃業者ランキング比較表

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