綺麗なオフィスで勤務することで、スタッフが仕事に打ち込めるようになります。不衛生な環境では体調不良を招くだけではなく、ゴキブリやネズミのような害虫が出現するようになるでしょう。今回の記事ではオフィスの害虫対策について紹介します。綺麗なオフィスでスタッフが勤務できるように継続的に対策を講じましょう。
オフィスで害虫・害獣が発生する原因
食べ物や飲み物を求めて侵入するだけではなく、暖かい環境も原因として考えられています。清潔感のあるオフィスにしましょう。
どこからでも侵入するゴキブリ
ダンボールに卵が産み付けられていると、オフィスにあるダンボールからゴキブリが生まれます。また、オフィス内にある食べ物や給湯室の生ごみなどを目当てに住みつくようになります。オフィスはちょうど良い温度に管理されているので、寒さに弱いゴキブリが生活しやすくなります。ほんのわずかな隙間からも侵入してくるので厄介な存在といえるでしょう。
ネズミもよく見られる
食べ物や虫の死骸を目当てにオフィスに侵入します。掃除が行き届いていないオフィスに住みつくようになるので対策を講じなければいけません。
ゴキブリやネズミなどが人間に与える影響とは
体調不良を招くだけではなく、オフィスに足を運びたくない気持ちが芽生えてしまうでしょう。スタッフの健康を損なってしまうと業績が悪化してしまう恐れがあります。また、会社のイメージダウンにも繋がってしまうでしょう。
食中毒および感染症
ゴキブリの体には雑菌が付いています。ゴキブリが触れた食べ物や飲み物などを口にすると、食中毒や感染症に悩まされてしまいます。
喘息などのアレルギー
虫の死骸や糞はアレルギーの原因になります。持病を持っている人だけではなく、発病する可能性もあります。
心因性の病気
オフィスでゴキブリやネズミを見かけてしまうと、気持ち悪くなってしまう人がいるでしょう。オフィスの虫がいた場所に近づけなくなる人や気持ち悪くなって仕事に集中できない人は、心理的にダメージを負っています。
火災および漏電
何でもかじってしまうネズミは、ケーブルやコードもかじります。これが原因で火災や漏電が発生します。オフィスでこのような事態が発生した場合、損害が大きくなるでしょう。
建物の破損
建材や断熱材もネズミはかじるので、建物内部の腐食が進行します。気が付いたときには手遅れになっている場合もあります。建物の価値が低下するだけではなく、修繕に時間がかかってしまう恐れもあります。
根本的な対策はやはり清掃?清掃以外にできる予防策とは
清掃以外にも予防策はあります。継続的な対策を怠らないようにしましょう。スタッフが綺麗にオフィスを使用するように心がけてください。
定期的な清掃
水回り設備を綺麗にするのはもちろんのこと、床の上に食べ物の残骸が残っていないようにしましょう。掃除機やモップで綺麗に拭き取るようにします。
定期的な殺虫剤の散布
説明書の指示に従って使用します。床の上などに置くタイプは使用期限があるので、定期的に交換しましょう。スプレーのように室内に撒くタイプも販売されています。
侵入させない
窓に網戸を取り付ける、入口に殺虫剤を置くなどの工夫を怠らないようにしましょう。建物に侵入させないようにすることが大切です。
継続的な対策が必要
ゴキブリやネズミが発生するたびに業者に駆除を依頼すると、費用が高額になります。小規模のオフィスであれば、継続的な対策を講じるのが有効な手段でしょう。
まとめ
害虫対策を怠ると、スタッフの体調不良や心因性の病気を招いてしまう恐れがあります。根本的な対策として定期的な清掃が有効ですが、それ以外にも害虫を侵入させない工夫を怠らないことや、定期的な殺虫剤の散布などが有効です。スタッフの体調不良を招くだけではなく、会社のイメージダウンや建物の腐食が進行してしまうので、できる限り早く対策を講じましょう。