社員の仕事を効率化してもらおうとするなら、掃除は社員が行うのでなく業者に依頼した方がいいでしょう。業者に依頼したとしたら、どんなところをどんなふうに掃除してもらえるのか、オプションなどで別途依頼ができるか確認しましょう。
フロア内の床を中心に清掃してもらう
一般の住宅の床材といえば、洋室はフローリング、和室は畳などです。オフィスの床材といえばいくら和風の会社と言っても畳が敷いてあるところはありません。よくあるタイプとしては、タイルやカーペットになるでしょう。タイルのいいところはゴミが取りやすいところで、カーペットの場合はフロア内を歩く人の音が響きにくいです。最近はカーペットタイプの床材にしているところが多いかもしれません。
オフィス清掃サービスを利用するときの清掃箇所として、まずはフロア内の床になります。床材には関係なく、それぞれの床材に対応した清掃をしてもらえます。タイルタイプの床では、掃除機がけの他にモップがけやワックスがけなどをしてもらえます。ショールームなどきれいにしたいところは常に床が光るように掃除をしてもらえます。カーペットタイプの床は掃除機がけが中心になります。飲み物などをこぼしたときに部分的に汚れる時がありますが、汚れた部分を予め示しておくとその部分の汚れのシミを取ってくれる時があります。床のタイプが複数あったとしてもそれぞれに対応してもらえます。
椅子やソファやデスク周りの清掃
オフィスにあるものとして、デスクとチェアがあります。各人が仕事をする場所に用意されていますし、会議室であったり応接室、セミナールームなどにもそれぞれデスクとチェアがあります。一般社員のデスクやチェアはそれほど上等なものではありませんが、応接室などには革張りのソファがあったりしますし、社長などの役員室のデスクやチェアも一般社員のものよりもいい物が使われています。
オフィス清掃を業者に依頼するとき、その他の清掃箇所として椅子やソファなどがあります。社員の椅子に関しては常に行ってもらわないときもありますが、応接室や役員室など革製の上等な椅子の清掃は頻繁に行ってもらうときがあります。デスク周りの清掃も依頼できるときがあります。社員によってはデスクの上に書類がたくさんあったり、パソコンなどを置いているときがあるため、掃除をしてほしい人はその旨を示して置き、必要ない時はそのままにしておけばデスクの拭き掃除などを省略してもらえたりします。その際、トラブルの原因になるのでデスク周りに大事なものを置かないようにしないといけません。
自社ビルのエントランスやショールーム
それぞれの会社が行っている事業によって、お客さんがよく来てくれるところとそうでないところがあります。自社で開発などをしている会社では、あまりお客さんなどは来ないかもしれません。商品を販売している会社では、ショールームなどを設けてお客さんに来てもらいやすいようにしているところもあります。
オフィス清掃を依頼した場合、お客さんが良く出入りするところも清掃してくれます。自社ビルであれば、エントランスを通って建物内や所定の部署などに来てもらいます。会社の顔というべきところになるので、よりきれいにしなければいけません。扉や床、壁などとことんきれいにしてくれ、その他お客さんが良く来るショールームも社員がいる部屋よりも細かい部分まで掃除してもらうときがあります。会社によっては、社員が仕事をするフロアとショールームや客間の作りを変えているところがあります。お客さんが来るところは豪華に見せるために高級のカーペットを敷いていることもあり、より専門的な対応をしてくれる業者に依頼する必要になるでしょう。
オフィス内の清掃を業者に依頼をすると、基本的なところとして床掃除をしてもらえます。床のタイプにはいろいろありますが、タイプに関係なくしてもらえるところが多いです。その他にも椅子やソファ、エントランスなど、会社のイメージに関わる重要な箇所もきれいにしてもらえます。