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定期清掃と日常清掃。オフィス清掃の2種類の方法の違いについて学ぼう!


オフィス清掃の依頼を検討している企業担当者もいるのではないでしょうか。オフィスの清掃には、定期清掃と日常清掃という2つの種類があります。それぞれの特徴や清掃内容、費用相場を把握することで、オフィス清掃を専門業者に外注する際に適切なプランを依頼できるでしょう。定期清掃と日常清掃の頻度や清掃内容の違い、費用相場を紹介します。

定期清掃と日常清掃それぞれの頻度の違い

日常清掃は、フロアの掃除機かけやデスクやチェアの拭き掃除、トイレ掃除など、毎日~少なくとも週に1度の頻度で行う清掃内容です。頻度が多いほうが常に清潔な状態を保てますが、当然外注費用は高くなります。

また、日常清掃は通常業務時間内に行うことが多く、清掃頻度が多いと施設を清掃している時間と使いたい時間が重なることもあるでしょう。日常清掃の依頼頻度は、時間帯などを考慮して決める必要があります。日常清掃は自社で行い、定期清掃のみ外注するという選択もよいでしょう。

定期清掃はカーペットの洗浄やエアコン洗浄、ワックスがけなど、月に1度~年に1度の頻度で行う清掃です。作業にも時間がかかり大がかりになることもあるので、定期清掃は営業時間外に行っています。理想的な頻度は施設の使用頻度や汚れ具合によって異なるため、清掃業者との打ち合わせで頻度を決定するとよいでしょう。

定期清掃と日常清掃それぞれの主な清掃内容の違い

オフィスで日常清掃を行うのは、エントランス、通路、執務フロア、会議室、厨房内のシンク、冷蔵庫、トイレ、給湯室、デスクやチェアなどの備品、駐車場、ゴミ捨て場など毎日使う箇所です。一般的なオフィスであれば業務時間内に清掃することも多いですが、店舗の場合は営業時間外に依頼するとよいでしょう。

日常清掃は、執務室や店舗のバックグラウンドなどに社外の人間が入ることになります。清掃エリアを細かく指定し、立ち入り禁止エリアの設定や立会の有無など、事前に取り決めをしておきましょう。情報漏洩など、万が一のトラブルを未然に防ぐことができます。

定期清掃は日常清掃では掃除のできない箇所を、専用の薬剤や清掃器具を使って清掃するものです。具体的には床や外壁の高圧洗浄、タイルカーペット洗浄、ワックスがけ、窓ガラス清掃、エアコン洗浄、換気扇洗浄、消毒作業などが該当します。定期清掃は養生作業やデスクやチェアをすべてどける作業などが発生し、大がかりで時間もかかることがほとんどです。定期清掃をする際は、営業日を避けて依頼するとよいでしょう。

定期清掃と日常清掃それぞれの費用相場の違い

定期清掃と日常清掃の費用相場をあらかじめ把握しておくことで、割高な費用を設定している業者を見極められます。ベテランの清掃スタッフを揃えていたり特殊な清掃に対応できたり、割高な料金設定であっても、納得できる場合もあるでしょう。サービス内容も確認したうえで比較検討するとよさそうです。

定期清掃は、一般的に清掃内容と清掃箇所の広さで料金が設定されています。たとえばカーペット洗浄の場合200㎡で25,000~35,000円、床洗浄ワックスは200㎡で20,000~30,000円、ガラス清掃は100㎡で15、000~25,000円、天井埋め込み式のエアコンクリーニングは30,000~35,000円程度が相場です。

日常清掃は一般的に時間単価×作業時間で費用を計算します。たとえば1日3時間の日常清掃を依頼する場合は2,000円×3時間で1日あたりの概算を出すのです。日常清掃の時間あたりの単価は1,500~2,500円程度が相場となっています。作業時間内でどの箇所の清掃を行ってもらうのか、清掃業者と打ち合わせて詳細を詰めてください。定期清掃と日常清掃は別の業者に頼むのではなく、ひとつの業者にまとめて依頼したほうが割引を受けやすく、やりとりもスムーズになるのでおすすめです。

 

定期清掃と日常清掃、気持ちのいい職場環境を維持するためにはどちらも必要なものです。どこまで業者に依頼するのか、定期清掃と日常清掃の特徴や費用相場を把握しましょう。自社に必要な清掃内容から、適切なプランを依頼することでコストも抑えられます。信頼して長く清掃を依頼できる清掃業者を見つけてください。