お茶汲みや昼休憩などに使用されるオフィスの給湯室ですが、給湯室のシンクはどのくらいの頻度で掃除をしていますか?給湯室のシンクはあまり汚れないものと思われがちですが、実は雑菌が繁殖しやすい場所の1つです。今回は、給湯室のシンクに付着しやすい汚れの種類や掃除方法、シンクをキレイに保つコツについて詳しく解説します!
意外と汚れている給湯室のシンク
オフィスの給湯室のシンクは、意外にも汚れが溜まりやすい場所です。自宅のキッチンとは違って毎日のように調理に使用することはありませんが、仕事が休みの日は使用せず放置することとなってしまうため、かえって汚れや匂いが発生しやすくなることも。
シンクに発生する汚れは、水あかによるウロコ汚れや石鹸カス、ぬめり、錆などです。食器用の中性洗剤である程度の汚れは落とせますが、ぬめりや匂いをしっかりと除去したい場合には、汚れに合わせた洗剤の使用や適切な方法での掃除が重要なポイントとなります。
給湯室のシンクの掃除の仕方
給湯室のシンクは、次亜塩素酸ナトリウム系の洗剤を使用した漬け置き洗いがおすすめです。ここでは、給湯室のシンクの具体的な掃除方法をご紹介します。
ステップ1:シンク全体に次亜塩素酸ナトリウム系の洗剤を吹きかける
泡タイプなどの次亜塩素酸ナトリウム系洗剤を用意し、シンク全体にスプレーしましょう。シンクの汚れを浮かして落としやすくするため、そのまま数分漬け置きます。また、掃除前に必ず換気すること、手荒れを防ぐため掃除用の使い捨て手袋などを使用することを忘れずに行いましょう。
ステップ2:スポンジやブラシでこすり洗いする
シンクの汚れが浮いたら、スポンジでこすり洗いをします。先にシンク全体を洗い、次にブラシなどを使用して排水溝部分を洗います。細かい隙間にはとくに雑菌や汚れが蓄積しやすくなるため、丁寧な洗浄が必要です。
ステップ3:水で洗い流す
汚れを落としたら、シンク全体を水でよく洗い流します。洗剤が残ると錆や変色を引き起こす恐れもあるため、流し残しがないよう丁寧にチェックしながら作業しましょう。
ステップ4:布で水気を拭き取る
最後に乾いた布などでシンクの水気を拭き取ったら、清掃完了です。
頑固な汚れが落ちない場合には
上記の方法でもシンクの汚れが落ちない場合には、シンク専用の拭き取りペーパーやポリッシュバーを利用するのもよいでしょう。基本的に、シンクの汚れが油汚れや石鹸カスなどの酸性の汚れであればアルカリ性の洗剤を、水あかによるウロコ汚れやカルキなどのアルカリ性の汚れの場合には酸性の洗剤を使用するのが効果的です。汚れに合わせた洗剤を使用することで、シンクをピカピカに掃除できます。
給湯室を清潔に保つためにすべきこと
給湯室のシンクをキレイに保つには、こまめな掃除が大切です。汚れが付いたらすぐに洗い流すことで、頑固な汚れを防げます。また、仕事が休みの間、シンクが使われないことによって匂いが発生するケースも多いため、休みの前にシンク全体に次亜塩素酸ナトリウム液を吹きかけておくのもおすすめです。匂いの元となる雑菌の繁殖を防げるため、休み明けも気持ちよく給湯室を使用できるでしょう。
まとめ
今回は、オフィスの給湯室のシンクについて、付着しやすい汚れの種類や掃除方法とその流れ、キレイに保つために実践すべき対策について詳しく解説しました。給湯室のシンクは雑菌が繁殖しやすく、放っておくとイヤな匂いの原因にもなり得ます。次亜塩素酸ナトリウム系洗剤を使用したお手入れで、キレイな状態を長く保ってくださいね!給湯室のシンクを掃除したい人、シンクの汚れやイヤな匂いが気になる人は、今回の記事を参考にしてみてください!