東京で利用されているオフィスの床材として、カーペットを敷かれることが多いですが、クリーニングをしないまま放置しておくといろいろな問題が発生してきます。今回はなぜカーペットにクリーニングが必要なのかを紹介していきながら、カーペット掃除の仕方をはじめ、プロに頼むオフィス清掃などについても紹介していきます。
オフィスのカーペットをクリーニングする必要性
最近のオフィスの床材として主流となっているのが、業種を問わずに多くの企業に利用されているタイルカーペットです。遮音性や保温性にも優れ、オフィスに多くある配線などを隠して室内をすっきりとした空間に見せることができることから、仕事に集中しやすい環境を作りだしてくれると人気な床材となっています。
タイルカーペットとは、タイルのように敷き詰めて、1枚の絨毯のように見せるパネルタイプの床材のことです。多くは正方形の50cm角ほどのゴム製のタイルを使用しており、メンテナンス性にも優れていて、汚れや損傷が激しいところを部分的に交換することができます。しかし、フロア内すべてのタイルを交換する場合は、コストや手間がかかってしまいます。そこで必要な作業としてあるのが、日常的なクリーニングです。
さらに、カーペットの見た目が汚れていないと感じても、オフィスでは多くの人が行きかっており、室外からの砂や土、ホコリなどが運び込まれているので、実際のカーペットには多くのゴミが蓄積されていることになります。
そのまま掃除もせずに放置しておくことで、ハウスダストやダニ、細菌の発生の原因となってしまうのです。そうなると、結果として従業員の健康を害することになってしまいます。従業員が健康的に仕事をできる環境づくりをするためにも、日常的にこまめにカーペットをクリーニングすることが必要なのです。
自分たちでもできるオフィスのカーペット掃除の仕方
日常的に、どのようにカーペットを掃除していけばよいのか、分からないという人も多いでしょう。基本的には自宅でのカーペットの掃除と同じで、掃除機を利用するのが一番の方法です。カーペットでの掃除機の上手な使い方としては、まずはカーペットの毛の流れを見ることが大切です。
片方に毛が寝ている場合が多いですが、その方向に掃除機をかけただけでは、表面のゴミやホコリだけがとれるだけで、中に入り込んだものまで取り除くことはできません。根本からゴミをとるためにも、最初に掃除機をかけた方向と違う方向からもかけるようにして、すべての汚れをとるようにしましょう。
また、力の入れすぎにも注意が必要です。力をいれすぎてしまうと、カーペットの毛から取りづらくなり、結果的にゴミを吸い取ることができなくなるので、優しくかけるようにしましょう。また、掃除機だけではとれないゴミもあるので、粘着式クリーナーでゴミをとったり、表面の拭き掃除をしたりすることで、より一層清潔感を保つことができます。
カーペットクリーニングは定期清掃と併用するのがおすすめ
自分たちが日常的にクリーニングする方法を紹介してきましたが、オフィスは広いので、カーペットを自分たちだけで掃除するのは大変です。そこまでの広さはなくても、自分たちでは取り切れない汚れなども出てくるでしょう。
見た目では分かりにくいゴミやホコリも多いので、そうしたものを取り除いてもらうには定期清掃をプロに頼むのがよいでしょう。プロが行う定期清掃では、機械を使用するために、日常の掃除機だけでは取り除くことのできないものをとることができるのです。だからこそ、カーペットクリーニングは定期清掃と併用するようにしましょう。
まとめ
オフィスに敷かれているカーペットのクリーニングの必要性について紹介しました。見た目だけではクリーニングの必要性を感じない場合もありますが、日常的に清掃をしないまま放置してしまうと、見えないところでもハウスダストやダニ、細菌などがたまってしまい、従業員が健康を害してしまいます。そうならないように、日常的に掃除機をかけるなど、細目にクリーニングする必要がありますが、あわせてプロにも頼むなどしながら快適なオフィス空間を維持しましょう。