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依頼する前に知っておくべき!清掃会社が使う専門用語をご紹介!

専門用語

近年、自社のオフィスやシェアオフィスなどで清掃会社を利用する方も増えてきました。これから利用しようと考えている方も多いのではないでしょうか?そこで大切になってくるのが、清掃に関する専門用語です。適したサービスを受けるためにも、依頼する前にいくつかの専門用語を把握しておきましょう。

エフロレッセンス

エフロレッセンスは、清掃に関わる用語ではなく、状態を表した専門用語です。エフロレッセンスを簡単に説明すれば「コンクリート部分の劣化」であり、オフィスのコンクリート部分が悪くなっていることを表しています。

このエフロレッセンスが起こると、オフィスの壁や床に使われているコンクリート(レンガも含む)などから、硫酸塩などが水と一緒に流れ出し結晶化、コンクリートの表面部分が白く汚れてしまうのです。このような現象を白華、もしくは白華現象と呼ぶこともあります。

エフロレッセンスが発生すると、コンクリート部分の劣化が進んでいると推測できます。自分で確認できたとき、清掃会社から報告があったときは、どう対処するのかを相談しながら早めに結論を出しましょう。

スポット清掃

スポットは「場所・地点」といった意味のある言葉ですが、清掃会社の場合は「そのときだけ」として使います。たとえば場所が特定され、その日のみの清掃といった感じであれば、それがスポット清掃です。

また、一日のみだけじゃなくてもスポット清掃と呼ぶこともあります。清掃に数日間要したとしても、一回きりの場合はスポットです。スポットという言葉は、清掃業界以外でも使う言葉です。一回きりのお得意さん、たまにしか依頼が来ないお得意さんも同じような呼び方をしています。

日常清掃

「日頃から常に行っている清掃」のことを日常清掃といいます。オフィスで例えた場合は、作業前の掃除や作業終了後の掃除といった毎日行う掃除が日常清掃にあたるようです。トイレ掃除、通路の掃除、玄関内外の掃除、ごみの片付け、窓拭きなど会社ごとにさまざまな掃除があるでしょう。

一般的に、このような毎日の掃除は各オフィスで行っていました。誰がどこを掃除するのかをあらかじめ決めたり、交代制で行ったりと、基本的には従業員の仕事の一部という考え方です。しかし、近年は毎日の掃除を外部に委託する会社が増えています。なぜなら、掃除の時間がなくなれば、従業員が受け持つ本来の仕事ができるからです。

掃除にかかる時間は各会社で異なりますが、仮に一日当たり30分程度だったとしても、一週間単位で考えると150分程度の時間的なロスが発生している計算になります。

この時間のロスは、掃除や片付けに携わった人数、かかる時間、行う掃除内容によって大きく異なります。とくに大きなオフィスや、節目の大掛かりな掃除の場合は、仕事の時間がかなり減ってしまうでしょう。

ドライメンテナンス

ドライメンテナンスは、水をあまり使わない掃除方法です。ドライメンテナンス用の樹脂ワックスを使用し、何層も塗布します。その後、ポリッシャー使いながら磨けば床はピカピカになり、汚れの付着もある程度防げます。

ちなみにポリッシャーとは、円形のアタッチメント(ブラシなど)をクルクル回転させて床を掃除する便利な清掃用機械です。オフィス清掃を行う清掃会社であれば、ほとんどが業務用の清掃用機械を持っているでしょう。

 

オフィス清掃を行う清掃会社には、エフロレッセンス、スポット清掃、日常清掃、ドライメンテナンスなどのよく使う専門用語があります。専門用語を分からないままにしておくと、契約時の説明も理解できないうえ、適切な清掃も見えてきません。オフィスをきれいにして、なおかつ従業員が本来の仕事に打ち込むためには、オフィス清掃を効果的に利用しなければいけません。「うちもオフィス清掃を導入しようかな」と考え始めたら、まずは専門用語をしっかり覚えておきましょう。