オフィスの清掃をする際、床やデスクの上だけを掃除していませんか?壁紙は掃除する箇所として見落としがちですが、実はさまざまな汚れが付着しているケースが多いです。簡単な拭き掃除で美しい状態をキープできるため、掃除方法を確認しておきましょう。今回は、オフィスの壁紙掃除の流れについて詳しく解説します。
壁紙にはどんな汚れがついているの?
一見汚れていないように見える壁紙でも、実際は目に見えない汚れがたくさん付着していることも多いです。ここでは、壁紙に付着しやすい汚れを4つご紹介します。
ほこり・花粉
ほこりや花粉は壁紙に付着しやすい汚れの代表例です。簡単な拭き掃除ですぐにキレイになる汚れではありますが、放置してしまうと頑固な汚れに発展することも。汚れを蓄積させないよう、こまめな掃除をすることが重要です。
手あか・皮脂
普段意識することはあまりないものの、壁紙に手をついたり触れていたりする機会は意外と多いです。壁紙に触れると、その度に手あかや皮脂が付着します。
ヤニ
最近ではオフィス内は禁煙となっていることがほとんどですが、喫煙OKの飲食店などでは、壁紙にもタバコのヤニが付着しています。ヤニを放置していると、黄ばみや変色の原因となるため注意が必要です。
カビ
「水回り以外でもカビが発生するの?」と疑問に思う人も多いですが、オフィスの壁紙にカビが発生するケースは少なくありません。とくに窓の近くなどは、結露によってカビが発生しやすくなります。
壁紙の正しい掃除方法
壁紙の適切な掃除方法についてご紹介します。
ステップ1
表面のほこりなどを拭き取る
まずは壁紙表面の汚れを落とすため、ファイバークロスやハタキを利用して軽くほこりなどを取り除きましょう。
ステップ2
水拭きする
雑巾を水で濡らしてしっかりと絞ったら、壁紙を上から下へと拭き上げます。
ステップ3
頑固な汚れを洗剤やクリーナーで落とす
水拭きで落ちない頑固な汚れには、洗剤やクリーナーを使用するのがおすすめです。台所用中性洗剤を水で薄めて雑巾に含ませたら、しっかりと絞って汚れを拭き落とします。クリーナーを使用する場合は、取り扱い方法をよく読んでから使用しましょう。壁紙によっては色落ちや変色が起こるケースもあるため注意してください。
ステップ4
仕上げの水拭き・乾拭きをする
壁紙に付いている洗剤を落とすために水拭きをしたら、最後に乾拭きをして清掃完了です。
壁紙をキレイに保つコツ
壁紙をキレイに保つためのコツを2つご紹介します。
日々の拭き掃除を怠らないこと
壁紙の汚れを放置すると、汚れがこびりついて落ちにくくなってしまいます。美しい状態をキープするには、毎日の拭き掃除がもっとも効果的な方法です。毎日掃除するのが難しい場合は、とりあえずの乾拭きだけでも行ったり、最低でも1~2周間に1回は壁紙掃除を行ったりするのがよいでしょう。
優しく丁寧にお手入れすること
素材にもよりますが、基本的に壁紙はデリケートです。掃除の際に力を入れすぎると、破れ・剥がれが起きて見た目が悪くなったり、その部分に汚れがたまりやすくなったりする恐れも。頑固な汚れはゴシゴシ擦らずに、クリーナーなどを使用して落とすようにしましょう。
まとめ
今回は、壁紙の汚れの種類と掃除方法について詳しく解説しました。壁紙の掃除をこまめに行う人は少ないですが、実はさまざまな汚れが付きやすい場所でもあります。多くの人が過ごすオフィスでは、とくに汚れがたまりやすいでしょう。壁紙掃除は台所用中性洗剤などを利用して簡単にできるため、汚れの蓄積を防ぐためにもこまめに掃除をしましょう。壁紙の汚れが気になっている人は、今回の記事を参考にしてみてください。