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オフィス掃除を社員で行う際の注意点

職場の掃除を社員が行っている会社も多いのではないでしょうか?ごみ捨て、ほうきや掃除機を使ってほこりを取る、トイレの清掃など、会社によって内容は異なります。始業前に終わらせるため簡易的な掃除をしている場合がほとんどでしょうが、適切な頻度や長くきれいに保つための方法、場所ごとのおすすめの掃除方法を紹介します。

オフィス掃除の頻度

毎日掃除をしているだけの場合もあれば、ワックスがけや大掃除など定期的に特別な掃除・メンテナンスをしている場合もあります。これらは「日常清掃」と「定期清掃」にそれぞれ分類されますが、適切な頻度はどれくらいなのでしょうか?

日常清掃は毎日、もしくは数日に1回

ごみ捨て、床のホコリ取り、トイレ清掃などの日常清掃は毎日するか数日に1回でも大丈夫です。従業員数が多く、汚れがすぐにたまる可能性があるのであれば毎日清掃することをおすすめします。

また、アレルギーや喘息を持っている人が社内にいる場合、オフィスの衛生面にはとくに気を付けたほうがよいかもしれません。大切な社員を守るためにも、オフィスの衛生環境は清潔に保ちましょう。

定期清掃は季節の変わり目や年1回に

ワックスがけやエアコンの分解洗浄、社員全員で取り掛かる大掃除は夏や冬の季節の変わり目、もしくは年1回に行います。

日本ではその年のけがれを次の年まで持ち越さないために、年末に大掃除をする習慣があります。オフィスでも同様に、年末の大掃除を社員全員で取り掛かる会社もあります。

長く「きれい」を保つには

どうせ掃除をするなら長く「きれい」な状態を保ちたいものですよね。そこで、日常的にできる工夫を紹介します。

日頃から片付けを意識する

開けたら閉める、使用した備品は元の場所へ返すことを日頃から意識すると、自然と片付いてきます。いくら古株だからといっても、オフィス内の収納場所を自分の部屋同様にぐちゃぐちゃにしてよいはずがありません。

「会社の備品を使っている」「次に誰かが使うもの」このようなことを意識して片づければ、備品を煩雑に扱ってどこかへなくしてしまうこともありません。

掃除の時間帯や曜日を決めて習慣化する

「自分の好きなタイミングで掃除していい」といわれていても、いつやるのか判断に迷うときもあります。そこで、掃除を実施する時間帯や曜日をあらかじめ決めていればそれに沿って実行できますし、習慣化すれば自然と決まった時間帯・曜日に掃除ができるようになります。

片づけやすい工夫をする

ぎちぎちに詰まった資料の棚では、資料を取り出すのも収納するのも一苦労です。また、大多数の人が並び方や置き方を決めず雑に収納していれば、もちろん新人も雑に収納してしまうでしょう。

そのようにならないためには片づけやすい工夫が必要です。どこに何をどのように収納したらよいのかが一目で分かれば収納にも迷いません。収納グッズを活用して、整理整頓しやすい環境を整えましょう。

場所ごとに掃除方法を解説!

皆さんのオフィスには何がありますか?デスクとパソコンのほかにもカーペット、トイレ、エアコンなどもあるでしょう。オフィスの清潔感を保つため、場所別の掃除方法について解説します。

パソコンデスク

電子機器があれば静電気が発生しやすいのでほこりが溜まりやすくなります。細かいほこりはハンディモップを使用し、飲み物をこぼした汚れは濡れた布などできれいにしましょう。電源タップにほこりが溜まっていると火災が発生する危険性もあるため、きれいにほこりを取りましょう。

床・カーペット

掃除機をかけてきれいにします。カーペットでない床であればほうき、カーペットであれば追加で粘着シートを使ってほこりを取るのもよいでしょう。

トイレ

便器本体と床の掃除、トイレットペーパーなど備品の補充をします。便器をきれいにするトイレ用ブラシは市販のもので大丈夫です。基本的には家のトイレ掃除と変わりません。個室が複数あるトイレであれば床面積が広くなるので、広範囲を掃除できるモップを使用しましょう。

エアコン

エアコンを使用する夏や冬になる前にきれいにしたいのであれば、プロの業者に分解洗浄してもらいましょう。分解洗浄には専門的な知識が必要なので、社員が自ら掃除することはおすすめできません。

 

オフィス掃除を社員が行う際の注意点について解説しました。たとえ毎日掃除をしたとしても、収納場所やデスク周りに物が散乱していてはきれいとはいえません。日常清掃もあわせて、収納方法や場所を工夫することもおすすめします