掃除は家庭などでも行うでしょうが、当然家庭では家庭にあるもので掃除を行います。
広いオフィスを掃除するのに家庭で使うものと同じものを使っていてはなかなかきれいにできないでしょう。
プロはどんなものを使っているか知っておきましょう。
業務用の掃除機は吸引力が半端ない
日本の住宅に比べて海外の住宅は非常に広いです。
日本の家庭用の掃除機は吸引力よりも音をいかに小さくするかなどが考えられていて、吸引力があまり強くないものが多かったとされます。
その市場にどんどん入ってきているのが海外の掃除機です。
強い吸引力を武器に日本のメーカーの市場にどんどん食い込んでおり、家庭用に関しては確かに吸引力よりも音の小ささを重視する傾向がありますが、オフィス清掃用となると音はあまり関係ありません。
広いフロアを効率的に掃除する必要があるので、プロが使う道具にもそれなりのものが使われています。
家庭用に比べると非常に大きくなっていて、たくさんのゴミが蓄えられるようになっています。
そして何より吸引力が半端なく強くなっています。
吸引力が強いと、少し離れたところのゴミもどんどん吸い込めるので、カーペットなどだと何度か前後しないとゴミが取れないときがありますが、一回床に触れればある程度の部分はきれいにしてくれます。
フロアに響き渡るくらい大きな音ですが、その分作業効率が良いと言えるでしょう。
大きな窓ガラスを効率的にきれいにする
自宅の掃除をするとき、きれいにしたい部分として窓ガラスがあります。
一戸建ての住宅なら結構窓があるかもしれませんが、マンションだとベランダぐらいにしかありません。
掃除と言ってもそれほど大変と感じないでしょう。
ではオフィス清掃において窓掃除はどれくらい大変かです。
オフィスによって異なりますが、まず非常に窓ガラスが大きいです。
オシャレなオフィスだと窓側全てがガラスになっているところもあり、それをすべてきれいにするのは大変です。
この時にプロが使う道具としては、大きなスクイジー、ウォッシャー、ワイパーなどがあります。
大きな窓がたくさんあるので、何度もこすっているととても時間内にきれいにすることはできないでしょう。
まずウォッシャーで窓全体に洗剤をつけ、それをスクイジーでどんどん広げていき、残った余分な水滴や洗剤を最終的にワイパーで取ります。
ベテランの清掃員になると無駄な動きなくどんどん窓ガラスをきれいにしてくれます。
高いところにある窓に対応するタイプもあります。
カーペットの染み抜きを簡単に行う
オフィスは通常は仕事をするところなので、食べ物や飲み物はあまりありません。
でも仕事中にちょっと一息したいときがあるでしょう。
コーヒーショップなどでコーヒーを買ってきて自分のデスクで飲む人は結構います。
ちょっとしたお菓子と一緒にコーヒーブレイクを楽しむのかもしれません。
コーヒーなどの飲み物を飲んでいるとき、ちょっとしたことで床にこぼしてしまうときがあります。
床がタイルタイプであれば雑巾などで拭けばすぐにきれいになりますが、カーペットだとどんどん浸み込んでしまって、雑巾などで拭いてもすべてきれいに取れるわけではなく、染みとして残ってしまうときがあります。
オフィス清掃においてプロが使う道具の中には、カーペットの染み抜きを簡単に行えるものがあります。
高圧洗浄と水滴の吸引を行う機械で、まず汚れた部分に高温で高圧のお湯を噴射します。
すると見る見るうちに汚れが取れていきます。
そのままだと汚れがまた浸み込むので、すぐに水を吸引します。
どこに染みがあったのかわからないくらいきれいにしてくれます。
業務用の掃除機があり、家庭用とは比べ物にならないぐらいの吸引力があります。
水などもどんどん吸い込んでくれます。
高圧洗浄ができるタイプもあり、カーペットの染み抜きもできます。
大きな窓ガラスをきれいにするためのものもあります。